石川県の能登の人気観光スポットの輪島の朝市に行った際に、是非立ち寄って頂きたい「輪島キリコ会館」を紹介します。なぜか、観光客の多くが、ガラス細工の切子と勘違いして来館するぐらいあまり知られていないキリコですが、能登のまつりの雰囲気を感じられますよ。
輪島の朝市から歩いてすぐの輪島キリコ会館
輪島の朝市に行った後に立ち寄って欲しいのが「輪島キリコ会館」です。以前あった場所からこちらに移転して、だいぶ立ち寄りやすくなりました。
能登のお祭りは、主に7月から9月に行われますが、キリコ会館では、年中、能登の祭りの雰囲気を楽しむことができます。
キリコとは?
キリコは、正式には切子灯籠(きりことうろう)といい、祭りの際に担いで練り歩きます。
直方体の行灯には文字や絵が描かれており、灯りがともされると幻想的に浮かび上がります。
「キリコ」といえば、能登ではお祭りの時にかつぐものですが、金沢では、お盆にお墓参りに行くときに「キリコ」という灯ろうの中に、ろうそくに火をつけた状態でお墓の上につるすのですが、何か関係があるのかないのかはわかりませんが、個人的にちょっと気になっています。(調べたけどわからなかった…)
説明員の方が個別に解説してくれる!
現在も祭りの際に使われている現役のキリコと、今は電線がある影響で使うことができない昔の大キリコの両方が展示されており、説明員の方が色々解説してくれました。
朝ドラのまれのキリコもあります。
空中回廊からは、普段は下からしか見ることができないキリコを、上から眺めることができるようになっています。
また、映像で、実際の祭りの雰囲気を知ることができます。
体験メニューもあり(休止中)
現在は休止中なのですが、キリコ担ぎ体験や太鼓叩き体験をすることができます。
能登の祭りといえば、御陣乗太鼓(ごじんじょうだいこ)のイメージがあるので、どちらも、能登の祭りを実際に体感できていいのではないかと思います。
最後に
GWということもあって、輪島の朝市は混雑していましたが、キリコ会館はすいていました。巨大なキリコがずらーっと並ぶ様子は圧巻です!きっと、実際のお祭りを見てみたくなるハズ。
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