はたけ部で植えている野菜は、「科」のことは気にして植えていて、区画ごとに科を決めて植えているのですが、ししとうとトウガラシを隣に植えていたところ、
「唐辛子の近くにししとうを植えたら、ししとうが辛くなってしまうから、離さないとダメよ…」と土地を貸してくださっている方に指摘されてしまいました。
でもまあ仕方ないので、今年はそのまま植えて、どうなるか様子を見ることにしました。
初期の頃に収穫したものはそうでもなかったのですが、後期に収穫したししとうは辛いものが多かったです。
ちなみに同じ科のピーマンや茄子もすぐ近くに植えていたのですが、こちらは、辛くなることはありませんでした。
そして、なぜか、辛さが欲しい肝心のトウガラシが辛くないという結果に…
これって、
唐辛子の方の辛味成分が、ししとうに吸い取られたの?
そんなことってある?と不思議に思い、調べてみました。
ネットで調べてみると、このトウガラシの近くにししとうを植えるとししとうが辛くなるかについては、意見が真っ二つに分かれており、辛くなるという人と、ならないという人がいました。
・辛くなる派の意見
実際に、ししとうが辛くなった。
キセニア現象である。
・辛くならない派の意見
ししとうが辛くなるのは、ししとうの栽培環境の問題(高温・乾燥・ストレスなど)が原因である。
ちなみに、Yahoo!知恵袋などで調べると、意見が分かれていたのですが、JAなどの農業関連の公式サイトを色々見てみたのですが、トウガラシをししとうの近くに植えても、トウガラシの影響でししとうが辛くなることはないというので正解のようです。
ググって調べた時に気づいたのですが、作成された時期が古い記事だと、トウガラシの影響でししとうが辛くなるというものが多かったので、恐らく、昔から、都市伝説のような形でそう伝えられてきたが、ちゃんと調べてみたら、そうではないことが近年わかったのかもしれません。(あくまで推測)
特に今年に関しては、水不足、高温という要因があるので、恐らくそういった環境が原因で、ししとうが辛くなったのだと思います。
おかげさまで、ししとうをロシアンルーレット的な楽しみ方で食べることができました。まあ、ニオイでなんとなくわかる気がしますけど。
ちなみに、辛くない唐辛子については、乾燥させると辛くなるの?とか色々気になり、現在実験中です。こちらについては、別記事で書く予定です。