ヒガンバナ(彼岸花)といえば、秋のお彼岸の時期に真っ赤に咲くというイメージですが、横浜にある、様々な色のヒガンバナが咲く「西方寺」というお寺に行ってきたので、紹介したいと思います。
西方寺について
西方寺は鎌倉で創建され、500年程前に横浜市の港北区の新羽(にっぱ)の地に移ってきたお寺です。
横浜のイメージとはちょっと異なる雰囲気も素敵なお寺です。
アクセス:横浜市営地下鉄新羽駅から徒歩5分程
彼岸花が美しい!
参道沿いの両側に、ヒガンバナがずらーっと咲いていました。赤色はもう花が咲き終わっていたものが多かったですが、白や黄色などは、まだ見ごろでした。
休日に行ったこともあってか、こじんまりとしたお寺なのですが、ひっきりなしに人がヒガンバナを目当てにやってきていました。
上の写真の上方にちらっと映りこんでいますが、アオザイのような服を着たアジアから来たと思われる観光客も写真撮影に来ており、どうやってここの情報に辿り着いたんだ?と思いました。
赤以外のヒガンバナも、とても美しいものでした。特にピンクは珍しく、私は初めて見ました。
夜のライトアップをしていた年もあるようですが、今年は一斉に開花しないということで、見送られたようです。
「花寺」として知られている
私は、ヒガンバナが綺麗という情報を知りこちらを訪れましたが、西方寺は、ヒガンバナだけでなく四季を通して、様々な花を楽しむことができるようで、特に、蠟梅が有名なようです。
彼岸花限定御朱印
彼岸花の限定御朱印をいただいてきました。ちょうど住職さんが法事中とのことで、書置きタイプになってしまいましたが。
ちなみに、黒阿弥陀というのは、鎌倉にあったころに金色に輝いていたのですが、あまりに眩しくて海の魚が深くに潜り込んでしまって魚が採れなくなり、困った漁師たちが、経文を書きながら全身を墨で塗りつぶしてしまったというかなりインパクトのあるエピソードが残されているご本尊です。
茅葺屋根も見どころ
山門、鐘楼堂、本堂は茅葺屋根となっています。横浜にいながら、茅葺屋根の建物が気軽に見られて、ホッと落ち着く空間になっています。
今度は、違う季節にでも行ってみたいと思えるお寺さんでした。