はたけ部の活動でつくっている夏野菜で、育ててみて、色々知ることが出来た野菜が「オクラ」です。知っているようで、あまり知らなかった、意外なオクラのことについて、あれこれ書いてみたいと思います。
オクラの花は美しい!
はたけ部では様々な野菜を育てているのですが、花が美しいとメンバー達に絶賛されているのがオクラです。美しいレモンイエローの花びらが重なり合いながら開いて、中心は、赤紫色となっています。
午前中は花がこんな感じで開いているのですが、昼になると閉じてしまいます。
一応、オクラは、「世界で一番美しい野菜の花」を咲かせると言われているようです。
ハイビスカスと同じ科とのことで、なるほどーと納得です。
私の家の庭は、ポタジェの庭を目指していましたが、(過去形になってる…)オクラは花も楽しめるのでぴったりな野菜ではないかと思います。
オクラの意外な歴史について
オクラは、幕末から明治初期あたりに日本に伝来したようですが、当初は観賞用として楽しまれていたようです。あの独特の粘りや青臭さから、食用としては受け入れられなかったとのことです。
コーヒーの入手が困難だった戦時中には、オクラの種を使ったオクラコーヒーが代用品として飲まれていたこともあるようです。
食用として一般に普及したのが、1970年ごろからなので、結構最近なのが意外でした。
オクラの実ってどうなるの?
オクラの実って、どんな感じになるのか見たことがありますか?実際に見たことがあるという方はあまりいないのではないでしょうか。
知らないと意外に思うかもしれませんが、こんな感じで逆さまに上に伸びていきます。
そして、結構ボコボコ出来て、頻繁に収穫しないと、キュウリと同じように、オバケオクラになってしまいます。大きくなりすぎると、硬くて食べることができなくなってしまいます。(一応食べてみたけど、無理やった…)
収穫時に独特な匂いがする
さて、このオクラですが、収穫するときに、独特のニオイがします。
私はそんなに不快ではないのですが、ネットで調べてみると、一番多かった表現が「猫のおしっこのニオイ」という表現でした。他にも、加齢臭、男のニオイ、靴下のニオイだとか散々ないわれようです。
肥料の量などによってどうやら匂いが出るんじゃないかと言われているようですが、ちゃんとした理由はわからないようです。
時間が経つと臭いは消えるので、臭い匂いは新鮮な証拠だといえます。
採れたては美味しい!
オクラの採れたてを食べることができるのは、自分達で育てているからかもしれません。採れたては、とにかく食感がよく、スーパーで買うのとは違って美味しいです。
生でも食べられるので、生でも食べてみましたが、予想通りの味で、私はあまり好きではありません。なので、サッと湯がいて食べたり、煮びたしにしたりして食べています。
思い立って、ぬか漬けにもしてみましたが、こちらはイマイチでした。(味が入りにくい?)
オクラの花も食べられるようですが、なんとなく試していません。サラダとかに入れたら綺麗だと思います。
オクラは世界共通!
「オクラ」という野菜の名前は、日本語のように思ってしまうかもしれませんが、英語名が「okra」で、世界共通とのことです。(由来はアフリカのもよう)
なんだか不思議な気がします。
最後に
オクラは初心者にも簡単に育てられて、味も目も楽しませてくれてとてもおススメの野菜です。
はたけ部の活動は、学ぶことが多く楽しいですが、むっちゃ忙しいです💦
作業にキリがないといえばないので、休日はスケジュールがパンパンです。
でもまあ、いろんな意味で、健康的ではありますね。