鎌倉にある明月院は、別名あじさい寺とも呼ばれ、あじさいの時期が特に人気のスポットですが、それ以外にも見どころが多く、色々魅力的なところだと感じたので、紹介したいと思います。オフシーズンだとゆっくり自分のペースで楽しむことができましたよ!
悟りの窓(丸窓)
明月院といえば、あじさいとともに有名なのが、この悟りの窓(丸窓)です。季節ごとに奥の庭園の景色を切り取ってくれる絶景を楽しむことができます。
私が行ったのは12月中旬という、紅葉がほぼ終わりという時期でした。
丸窓の奥の風景はちょっと寂しい感じでしたが、本堂に飾られたオブジェのおかげでそれなりの素敵な眺めを楽しむことができました。オンシーズンは、この窓の写真を撮るのに並ぶようですが、誰もいない時間が結構あり、ゆっくりと写真を撮ることができました。
ちなみに、私は特に、何も悟ることはできませんでしたが、ただ絵画のような美しい風景を楽しんできました。
竹林や枯山水も
広くはないですが、ちょっとした竹林があります。天女の瓦が飾られていたりして、明月院というだけあって、竹取物語というか、月を感じられる空間となっていました。人も少ない竹林はいい雰囲気でした。
また、小さいですが枯山水もあって、1か所で色々日本らしい庭園を感じられます。
庭師の方が丁寧に敷地内のお手入れをされているという印象でした。
うさぎの宇宙ステーション!?
敷地内には、うさぎの宇宙ステーションという謎の一角があり、本物のうさぎがいました。ここ以外にも、うさぎの像があちこちに置いてあったりするのですが、本物の動物がいる寺社というのはかなり珍しいと思います。うさぎがいるのは、たぶん明月院だからなのだと思います。
こちらのお寺は、うさぎ好きの方にもとてもおすすめです。
明月院やぐら
鎌倉の寺院ではよく見かけるのですが、「やぐら」という洞窟墳墓があります。こちらのやぐらは明月院やぐらといわれ、鎌倉にあるやぐらの中でも最大級だといわれているものになります。
このあたりの紅葉はまだなんとか楽しむことができる感じでした。
最後に
あまり広くない敷地ですが、見どころがたくさんあり、紫陽花の時期以外も楽しむことができると思います。今度は、他の花が咲く季節にも足を運んでみたいと思いました。
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