一筆書き切符の旅の最終日は、静岡で少し寄り道をすることにしました。
今回は、うちの子が4月から高校生ということもり、門出(かどで)駅に行ってきました。なかなか面白い体験ができる駅でしたので、紹介したいと思います。
名古屋から在来線で金谷駅へ
名古屋駅からは、新幹線ではなく在来線を使って、移動しました。出発したのがちょうど通勤の時間帯だったので、最初はそれなりに混雑していましたが、途中からは、快適に移動することができました。
金谷駅で大井川鐵道に乗り換え
金谷駅で大井川鉄道に乗り換えました。
大井川鉄道といえば、SLやトーマスのイメージが強いですが、今回乗ったのは、こちらのレトロなワンマン車です。
途中、テレビの撮影で若い男の人(誰かわからん)が、「わー可愛いっ!」て言いながら乗り込んできて、そのシーンをもう一度最初から撮り直ししさせられていました。
この車両を可愛いというのがどうなのかもわかりませんが、色々大変そうねと感じました。(心の中で、がんばれっ!って言いました)
車両がレトロなだけでなく、今となってはかなり珍しい「硬券」をまだ使っているというのも特徴です。(なんかタイムスリップしたみたい)
合格駅から門出駅へ
今回の目的地は門出駅ですが、門出駅の一つ前は合格駅です。
こちらの駅の乗車券や駅名ををモチーフにしたキーホルダーなどは、受験生に人気があるようです。
ちなみにこちらの駅は無人駅で、誰も降りませんでした。(時期的なものもあるかも)
門出駅
今回の目的地である門出駅です。水引のような看板のデザインが可愛くて、おめでたい感じです。
うちの子が4月から高校生ということで、ちょうど「新しい門出」というタイミングでもありました。
お茶を楽しむ駅
門出駅を目的地にしたのには、別の理由もあります。
それは、「お茶」に特化した駅なんです。(駅のポストもお茶色でした。)
静岡といえばお茶のイメージがありますが、こちらの駅では、様々なお茶体験ができるようになっています。
緑茶の飲み比べをはじめ、雨合羽を着て、茶葉になった体験ができる体験型アトラクション「緑茶ツアーズ」など、子供も楽しめそうな珍しい体験ができます。
普通に、お茶関連のお土産を物色するだけでも楽しいスポットです。抹茶ソフトが美味しかったです♪
SLを楽しむことも!
門出駅にはSLが展示されており、そばには合格祈願の絵馬?というか切符が吊るされていました。この切符型の絵馬を購入すると、SLの車体の下に入ることができるようになっていました。(うちはもう受験が終わったので体験していませんが)
また、門出駅からSLに乗ることはできませんが、
SLが通過する際に、汽笛を鳴らしながら、ゆっくり通過してくれるので、見学や撮影がしやすくなっています。
門出駅でランチ
本当は、SL見学を終えたら、金谷駅に戻る予定だったのですが、思いの他電車の便数が少なくて、時間が余ったため、こちらで軽く昼食をとることにしました。
スーパー兼直売所のような施設もはいっているので、そちらでミニ海鮮丼ぶりを購入して、イスとテーブルは建物の中にも外にもあるので、そちらで自由に食べることができるようになっていました。
蛇口からお茶も!
静岡といえば、確か学校の水道の蛇口からお茶が出るところがあった気がしますが、蛇口からお茶体験ができるようになっていました。(有料)
私は、蛇口からお茶ではなく、普通に銘柄を選べるお茶を購入して飲みました。
お茶のサイズによって、川留め、乳通、股通(昔の大井川を越す川通しの水位による料金の名付け方)と名前が付けられているのが面白かったです。私は、乳通(S)で注文しました。
このお茶が、ほんと美味しくて、のどかな駅周辺の景色を眺めながら、ゆったりとリラックスできました。
最後に
大井川鉄道を楽しむなら、電車の時間をちゃんと把握してスケジュールをたてないと、ちょっと大変なことになりそうなぐらい、便数が少ないです。(かなり要注意)
門出駅を楽しみたいなら、金谷発10:57分にのって、帰りは、門出駅発12:23分発の電車に乗るスケジュールがおススメです。
門出駅に併設の
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