横浜市の鶴見にある鉄道ファンには有名な「海芝浦駅」。鶴見まで安く行くことができるチャンスということで、行ってみることにしました。
海芝浦駅が有名な理由
海芝浦駅が有名な理由は色々ありまして、
・電車でしか行くことができない(徒歩・車などでは行けない)
・東芝社員以外は改札の外に出られない
・ホームのすぐそこが海で海の上に駅があるみたい
・横浜市という都会にある秘境駅
という感じです。色々特徴的過ぎますね。
鶴見駅から鶴見線に乗り換え
下準備をほとんどせずに、当日の朝調べてみたところ、海芝浦駅行きの電車は、想像以上に本数が少ないことが発覚。
本当は、海芝浦駅まで初乗り運賃で乗ることができる駅まで、横浜市バスで行こうと考えていたのですが、そんなことをしたら乗り継ぎの時間が色々発生し、たどり着くまでにあまりにも時間がかかりすぎるので、始発の鶴見駅から鶴見線に乗ることにしました。
鶴見駅からは、それなりに人が乗っているなぁと思ったのですが、鶴見小野駅でほどんどの人が降りてしまいました。鶴見小野駅を過ぎると住宅街から一気に工場地帯に入っていきます。
そして、鶴見駅を出てわずか11分で海芝浦駅に到着です。
海芝浦駅
海芝浦駅に到着しました。ホームの奥はすぐ海です。(実際は海ではなく運河なのですが…)
乗ってきた車両が15分後ぐらいに鶴見に折り返すので、その間に、皆さん海の写真を撮ったりして過ごします。
改札を出ることはできませんが、東芝が敷地の一部を「海芝公園」として開放してくれているので、公園に行ってみます。
ちなみに、駅名の「海芝浦」は、東芝の前身である「芝浦製作所」からきているとのことです。
公園にはベンチがいくつか置いてあるので、鶴見駅で購入したお弁当を海を見ながら大急ぎで食べます。(本当は新横浜駅でおにぎりを買う予定でしたが、行列ができていたので断念。おにぎりぐらいの方が時間的にはよさそうです。)
ホームはこんな感じです。のどかです。鶴見駅からわずか10分で来れる秘境駅です。
駅のホームから海面に最も近い駅といわれているので、そういう意味では「日本一海が近い駅」といえるのではないでしょうか。
鶴見つばさ橋や船が行き交うのが見えます。
ここでは海を眺めることしかできないので、休日にここへ来る人は、ほぼ海を見に来ているとも言えます。
駅には、自販機とトイレはあります。
注意点
東芝構内の写真を撮ってはいけません。
公園入口にあるところで退場と再入場のタッチ(IC)をする必要があります。(これを忘れると無賃乗車になってしまいます。)
公園に入れる時間が決まっています。(9:00~20:30)(ただし、元旦のみ朝6時30分から開園)
電車の本数が少ないです。(あらかじめどれに乗るか確認しておくことをおすすめします。)
鶴見駅からの鶴見線は、行先が3つあるので「海芝浦駅行き」に乗って下さい。
公園内でのたばこや酒は不可となっています。
最後に
鶴見線には「国道駅」という、昭和初期で時がとまったままの駅があるので、そちらに立ち寄るのもおススメです。
夕方の風景が素晴らしいという口コミをいくつか見かけたので、夕暮れを狙っていくのもよさそうです。
関東から近場にある非日常スポットに行きたいという方にもおススメです。
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