清水寺といえば、清水の舞台が有名ですが、その舞台の側にある本堂で、珍しい「磬子をつく」という体験をしたので紹介します。音の余韻が素晴らしいですよ!また、胎内巡りもおすすめです。
清水寺といえば有名なのが清水の舞台
清水寺といえば、有名なこの清水の舞台に行くのが定番です。私が見ていた感じでは、この清水の舞台で写真撮影をしたら、そのまま奥の院方向へ行き、音羽の滝に行くという方が多い印象でした。
しかし、もし時間があって団体行動でなければ、舞台を見た後に、舞台のすぐ側にある(同じ建物)本堂に立ち寄ることをお勧めします。
本堂で出来る磬子(けいす)体験について
磬子(けいす)とは、こんな感じのもので、読経の時に鳴らす寺院仏具です。
ちなみに、買いたいという人はいないと思いますが、ネットでも購入できるようで、まあそれなりのお値段なので、個人で所有するものではない気がします。
清水寺の本堂にある磬子はかなり大きいものです。
こんな感じで、磬子の上の部分の縁を専用の棒でつくのですが、この棒が思いのほか重たくて、ビックリしました。激しく叩いてはダメですが、そっと叩きすぎても寂しい感じの音しか出ないので、力の入れ具合が難しいです。
ちなみに私は、「つく」というよりは、重力にまかせて下に降ろす感じにしてみたところ、とても美しい音が響きわたり、その余韻に浸ることができました。
始めての体験でしたので、なかなか貴重な体験だと思います。
清水寺の胎内巡りもおすすめ!
清水寺でもうひとつおススメのスポットが、随求堂での「胎内巡り」体験です。菩薩様の胎内にみたてた真っ暗な胎内を巡ることで、生まれ変わることができるといわれています。
本当の真っ暗闇なので暗所恐怖症の方などは絶対無理かもしれません。うちの子は、先頭で行くと言って入ってすぐ、「無理、無理!」とちょっとしたパニックになり、すぐに私と先頭を交代していました。
左手で数珠をずっと伝って歩いていくのですが、本当に真っ暗闇なので何も見えないので、普段いかに視覚に頼っているかわかりますし、かなり怖いです。
コロナ渦ということもあって、一度に胎内巡りをできる人数が制限されているため、前の人とぶつかるということはあまりなさそうですが、左手は数珠、右手は前の人にぶつからないように手探りで進む必要があります。
個人的には、非日常を感じられるこの体内巡り(戒壇巡り)が好きなのでおススメします。光が見えると、本当にホッとします。
宮島(広島)での戒壇巡りの記事はこちら
最後に
清水寺は、今回の京都旅行の中で一番混雑していたスポットですが、上で紹介した2つの体験をする人はかなり少なかった印象です。こちらも是非体験してみることをおすすめします!