明け方、夫のいびきが気になってイライラしてきたので、リビングに行きお茶を飲んだ。時刻は4:04分。何となく嫌な時間だ。麦茶の残りが少なかったので、新しいお茶を作ってソファーに横たわる。昨夜は早めに寝たので、もう十分睡眠はとれているはずだし、そんなに眠くはないから、プライムビデオでも見ようかと考えたが、やめておくことにした。ブランケットを掛けて、横たわりひたすらボーっとしてみる。
どれぐらい時間が経ったかはわからないが、突然、部屋が少しブルっと震えたと思ったら、部屋中のカーテンが風でぶわーーっとなびき始める。その直後、両手先からじわじわとケダモノか何かに徐々に飲み込まれていく感覚に襲われた。何が起きているのか全く理解できないが、そのままにしておくと、もうこっちの世界には戻ってこれないような気がして、全力の気合で夢をストップさせた。一瞬元の何もない世界に戻るが、激しすぎる睡魔に襲われ、目を閉じた瞬間に、またカーテンがぶわーーとなり、再度ケダモノに襲われる感覚に襲われる。何度かそんなことを繰り返しているうちに、あっちの世界に飲み込まれたらどうなってしまうんだろうという興味が出てきて、なされるがままに飲み込まれてみることにしてみた。なんだかよくわからないが、とにかくスピード感がある夢?の中に放り込まれた。追いかけられているのか追いかけているのかはわからないが、地上スレスレを猛スピードで進んだりしているが、内容がハチャメチャで理解に苦しむ。何度か危険を感じて元の世界に戻ったりを繰り返していたが、最終的に完全に現実に引き戻してきたのは、起きてきた子供でした。
しかし、そのまますんなり起き上がることができず、また目を閉じて眠る。もう、あのような感覚に陥らない代わりに、なんだか疲れて起き上がりたくない。
朝ごはんを作らないといけないので、無理やり起きる。ソファーの下では、子供がパジャマのまま寝転がってYouTubeを見ている。
そのままいつものように日常が始まった。
今まで、金縛りにあったりはしたことは何度もあるが、感覚があるという夢はほとんど見たことが無い気がする。夫が昨日見てた鬼滅の刃が何らかの影響を与えた気もしないではないが、なんでこんなことになったのかは謎。あの腕の感覚は何なのか、どこまでが現実でどこが夢なのかそして、ちゃんと自分でコントロールできていたのかもちょっとわからない。
なんか珍しい体験をしたので書いてみました。