東京科学大学のオープンキャンパスに行ってきました。東京科学大学は、東京工業大学と東京医科歯科大学が合併した大学です。
今回は、東京科学大学(理工学系)のオープンキャンパスについて書きたいと思います。
東京科学大学の印象
私は文系なので、あまりよくわからなかったのですが、国公立の理系ではトップクラスの大学のようです。
ということで、なんとなく真面目で地味なんだろうなぁと漠然と思っていましたが、意外とそうでもなかったです。
学食は明るく綺麗だったし、サラダバーがあったり、(そこ?)意外と私の思っていた理系のイメージとはちょっと違う感じでした。
大岡山駅の改札を出てすぐにキャンパスがあるので利便性がよく、横浜方面からも通いやすい距離にあるのが魅力。
参加したイベント
理工学系の説明会(パブリックビューイング)にまず行ったのですが、会場がいっぱいになり、サブのサブの会場でなんとか座って見ることができましたが、立ち見の人もいました。思いの他多くの人が参加していたと思います。
個人的に、現東京工大の学長である益学長の言葉が、胸にささりました。現役の時に聞きたかった…
その後は、気になる研究を見て回りました。開始から終了の時間までずっと滞在したのですが、希望のゼミを全部回ることはできませんでした。
東京科学大学の学生の印象
真面目で寡黙な人が多いのかなぁと思っていましたが、待ち時間が発生すると、気さくに声をかけてくれたり、ためになる情報を教えてくれたりと、意外と話しやすい学生が多かったです。
ここが良かった!
まず教授から説明があって、その後学生から具体的にどのような実験をしているかなどの実演の説明をしてくれるゼミがいくつかあり、非常にわかりやすかったです。
あと、たまたまだったのかもしれませんが、どの学生も、現実の課題解決のためにこういう研究をしていますという具体的な目標があったので、聞く側としても、非常にわかりやすく、実現したら凄いなぁと夢を感じられました。高校生にとっても、イメージしやすいと思いますし、実際、うちの子は、今までいくつかオープンキャンパスにいっていますが、この大学に来て初めて研究内容に興味を示していましたし、楽しそうでした。社会に役立つ研究をしているとうちの子も言っていました。
大学院へはほとんどの学生が進学
大学院への進学率が90%以上で、院では英語で授業が行われるので、英語をがんばってねと言われました。院生は留学生が2~3割いるそうです。実際、研究の説明をしてくれる学生で海外の学生も結構いましたし、全部英語で説明していたゼミもありました。
ある教授には、院までではなく、博士課程まで行くことをおすすめされました。(お金かかる…)博士課程までいくと就職できないとか言われていますが、うちは博士課程の方から就職が決まるとのことでした。(これは大学によってかなり違いがありそう)
学食
昼食は、新しくできたツバメテラスという食堂で食べました。
広くて明るく、オープンテラスもありました。(あと、窓から電車が見える!)
私は鶏肉の何か、うちの子はハンバーグを食べました。あと、うちの子はチョコのケーキも食べていました。
キッチンカーもいくつか出ていました。(国公立では珍しい?)
最後に
東京科学大学のオープンキャンパスは、これまでいくつか見学にいった中で、うちの子にとっては、一番魅力的だったようで、行ってよかったと感じています。初めて、自ら質問をしていました。やっぱり興味があると、色々聞きたくなるのでしょう。
現実はかなり厳しいとは思いますが、受験へのモチベーションをあげるのには、このぐらいの方がいいのかも!?
他大学のオープンキャンパス