夏野菜のトマト用に、ミニハウス(ビニールではなく虫よけの網で囲っています)を作りたいという話が出ていたのですが、結局、資材だけでもそれなりの値段がするし、DIYの道具もほぼないということで、既製品のミニハウスを購入しました。
せっかく購入したハウスなので、冬にも活用できたらということで、少し実験を兼ねて野菜を植えてみることにしました。
今回の実験のテーマは、
使用期限が切れた種を植えるとどうなるのか?
です。
野菜の種に、使用期限があるというのを知らない方がいるかもしれません。
というか、意識している人がいるかどうなのかもわからないのですが。
実は、種のパッケージには、このようにしっかりと使用期限(有効期限)が書かれています。1袋には、大体の場合、1回で植えきれないぐらいの量の種が入っているので、何となく余った種を保存してはいるのですが、この種、むっちゃ期限切れていますね。
期限が切れたら、発芽率が下がるということは、聞いたことがあるのですが、実際にどんな感じになるのかは、気になっていました。
さて、冬野菜の葉物は、去年、謎動物にガッツリやられてしまったというのもあり、基本、網のトンネルをかけるのですが、そうすると、お手入れするのが結構面倒だったりします。しかしハウスだと、簡単に出入りできるので、お手入れをしやすいといメリットがあります。
ということで、ハウス内に2つ畝を作り、1つは、去年、大きくならなかったほうれん草、もう一つは、リーフレタスミックスを植えました。
まずは、とりあえず、種は購入せずに、前回使用したもの(期限切れ)を植えてみました。
左側が、期限が切れて1ヵ月程の種、右側が1年程切れた種です。
発芽率がだいぶ違うだけでなく、1年切れると、成長もイマイチでした。
なので、期限が切れて1ヵ月の種を右側に植えなおしました。
ちなみに、ほうれん草も、1年程切れたものを植えたのですが、ほとんど発芽しなかったので、こちらは、新しく種を購入して植えなおしました。
種の保存方法や野菜の種類にもよるのかもしれませんが、納屋(暗所)での保存でこんな感じでした。
使用期限が切れてからそれほどでなければ基本大丈夫そうですが、1年程たったものは、あまり植える意味はないのかもしれません。
今年は、小松菜がイイ感じに立派に育ってくれています。(週末に初収穫して食べた。)
最近、葉物野菜が高いので、白菜などの収穫が待ち遠しいです。