
東京の地図を眺めていて見つけたのが、「笹巻けぬきすし」です。初めてその存在を知って、非常に気になったので、実際に行ってみました。
笹巻けぬきすし

創業元禄15年ということで、江戸時代から300年以上続いている老舗で、現存する東京で最も古いお寿司屋さんだといわれています。「江戸三鮨」の1つだったといわれており、現在もその伝統の味を守り続けているのは、この店が唯一だそうです。
店名を見て、どこで区切るのかよくわからなかったのですが、「笹巻(ささまき)」と「けぬきすし」の2つを足したものらしいです。
手間ひまかけてつくられています
「けぬきすし」というのを初めて知ったのですが、ネタの魚の小骨を抜くのに毛抜きを使ったことが名前の由来とのことで、今でも毛抜きを使って小骨を取り除いているのだとか。
ネタの魚は塩漬け後、一番酢で1日締め、さらに二番酢で3〜4日漬け込むので、1週間ほどかけて丁寧につくられているようです。
昔は冷蔵庫がなかったため、保存性を高くするために、塩や酢を多く使っていたようですが、現在は、冷蔵できますし、味の嗜好が変わったということで、塩分やお酢は控えめにして作っているとのことです。
テイクアウトしました

10時オープンということで、オープン直後に行って、テイクアウトをお願いしました。調理場で箱につめて、目の前で昔ながらの方法で梱包してくれました。どんなものかちょっと食べてみたいだけなので、一番少ない5個入りにしました。お値段はお安くはないのですが、手間暇がかかっており、なかなか食べることができない貴重なものなので、妥当な価格だと思います。
家から保冷剤と保冷バッグ(ハワイ島で買った小ぶりのサイズが、リュックに入ってちょうどよかった!)を持参して行きました。少し保存がきくため、翌日も食べられるのと、箱を縦にしても大丈夫とのことで、ちょっとしたお土産にも向いていると思いますし、話のネタにもなります。
見た目にも楽しめる!


ラッピングや箱がレトロだし、本物の笹で包まれているのもいいですね。

笹をあけてみるまで、何の具かわからないのも楽しい。普通のお寿司よりも酢がきいているので、お醤油はつけずにそのまま食べるのが一般的とのこと。
お寿司の内容は、たまご、白身魚、光物、おぼろ、海苔でした。(季節によって変わる)酢飯も普通のお寿司とはちょっと違って、粘りがある感じだし、ネタは生ではないので、普通のお寿司とはやはりちょっと違います。美味しい!っていう感じではないですが、江戸時代の人も、これを食べていたと思うと、ちょっと感慨深いですね。今のお寿司とはまた異なる日本の過去の食文化を楽しめる貴重な店です。いつまでも続いてほしいですね。
テイクアウトがメインで、席数は少ないのですが、店内飲食もできます。