うちの子は鉄っちゃんなので、旅行の際に鉄道関連の観光スポットを組み込むことが多いです。石川県の能登にある「奥のとトロッコ鉄道(のトロ)」に乗ったのですが、あまり知られていない気がするので、おすすめポイントについて書いてみたいと思います。
奥のとトロッコ鉄道(のトロ)とは
石川県の奥能登で、廃線になったのと鉄道能登線跡地を活用し、300m程の短い区間ですが、足漕ぎ式トロッコ鉄道を楽しむことができるスポットです。人が常駐しているわけではないので、基本的には予約が必要になります。
恋路海岸の駐車場に車を停めて、道路を渡って少し歩くとのトロに乗車できる駅に行くことができます。
9:00~17:00(雨天中止)
大人1回500円 小人300円
子供連れにおすすめ!
あまり小さすぎる子だと足が届かないかもしれませんが、足漕ぎで進むので、子供も楽しめると思います。一応電動アシストがついているので、子供1人、大人1人で漕げば、前に進むと思います。予約した1グループで1台になるので、他の人に気を遣わなくても大丈夫です。決められた時間の中で、自分たちの好きなように進むことができます。
恋人同士にもおすすめ!
スタート地点の駅名が「恋路」なのでちょっとロマンチックな感じがしませんか?近くには恋路海岸(悲恋伝説があるのですが…)があって、カップルで鐘を鳴らすと深く愛が結ばれると言われている幸せの鐘があったりします。また、のトロに乗っている時は2人だけの時間を楽しむこともできます。
日本酒好きの方にもおすすめ!
のトロの折り返し地点は、トンネルになっているのですが、トンネル内は年間の温度が一定に保たれることを活かして、宗玄酒造株式会社が日本酒を貯蔵しています。こちらの宗玄酒造の宗玄大吟醸は、ANA国際線のファーストクラスにも採用されたことがあり、日本酒好きの方には大変おすすめのお酒となっています。のトロのすぐ近くには宗玄酒造の店舗もあります。
線路の上を歩きたい人にもおすすめ!
普通は線路内に立ち入ることはできませんが、ここは廃線跡なので、線路上を歩くことができます。前のグループがのトロを楽しんでいる間に、トロッコが向かっている方向と反対側のトンネルに向かって、少し線路を歩いたり撮影を楽しんだりしました。人が殺到する観光スポットではないので、独占状態で落ち着いて撮影できます。
最後に
奥能登は車が必須とはなりますが、とてものどかな風景に癒されます。海も見えますし、是非のんびりのトロで奥能登の風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。