GREEN×EXPO 2027(横浜花博)のアクセスについて記事を書きました。
この記事では、各地から行きやすいルートを前提に書いていますが、どうやら、運営側がメインで考えている駅が、南町田グランベリーパーク駅であることがわかりました。驚きと同時に、まあ現実的にはそれは仕方ないのかもとか、色々思うところがありますので、現地を全部見てきた結果、見えてきた「現実的なアクセス」、そして、当日スムーズに動くために必須の準備についてなどまとめてみたいと思います。
- シャトルバス情報
- 【ココが深刻】大阪万博との最大の違いは「生活感」
- 瀬谷駅
- 南町田グランベリーパーク駅
- 十日市場駅
- 三ツ境
- 自家用車来場を3割想定してるけど…
- 大渋滞が発生するとどうなるのか?
- まとめ
- 最後に:今すぐ準備すべき3つのこと
シャトルバス情報
・シャトルバスは1台あたり50人乗車を想定
・シャトルバス運行時間(想定)は
夜間開催なし 8:30~20:00
夜間開催あり 8:30~22:30
※全期間夜間開催を検討している可能性あり(2025年12月時点)
各経路の混雑日や混雑時間を事前に案内する予測情報、運行状況や混雑状況などのリアルタイム情報の発信について検討するとのこと。
個人的には、大阪万博のリアルタイムの会場ライブカメラがとても役に立ったので、同じようなものを検討してくれると嬉しいのですが。
【ココが深刻】大阪万博との最大の違いは「生活感」
大阪万博の会場「夢洲」は、もともと居住者がいない人工島でした。そのため、交通渋滞が起きても影響を受けるのは主に「万博関係者か来場者」に限定されていました。
一方で、瀬谷駅や三ツ境駅、十日市場駅は、住宅地であり、その生活拠点に1日平均数万人(ピーク時は10万人以上)の来場者が押し寄せることになります。特に平日の朝夕ラッシュ時には、シャトルバスや駅の混雑が地域住民の移動にも波及し、通勤・通学のスムーズさを損なうリスクが指摘されています。
さらに、瀬谷駅から会場へつながる海軍道路は、地元の人もつかう大切な生活道路です。ここにシャトルバスが数分おきに往復するとなると、日常の移動に大きな支障をきたす可能性が高いです。
瀬谷駅

・シャトルバスの運行予定本数:20~40本(1時間あたり)
・会場から約2km(想定走行時間約10分)
会場から一番近い駅ということで、多くの方はあまり深く考えずにこの駅に来る確率が高い気がしています。この駅は2面4線なので、人数はさばけそうです。

気になったのが、券売機が2つしかない点と、改札が1か所で自動改札機が8つしかないことです。(大人数が来たら大丈夫?)
瀬谷駅から花博会場までの海軍道路は、片側一車線のため、シャトルバスが渋滞にはまりなかなか動けないという事態になる可能性が高いです。住宅地のため、会場北側とは違い、道路の拡張工事はできません。
そのため、しびれをきらせて、歩いて会場に向かう人が続出する可能性が高いです。

会場までの歩道はこんな感じでそこまで広くないため、スタスタ歩くことができず、通常30~40分で到着する道のりですが、1時間近くかかる可能性も。

瀬谷駅のシャトルバスの発着所はビルの1階部分にあり、日陰になるため、夏は4つの駅の中では一番涼しいと思います。ただし、混雑時は、屋外の広場に待機する可能性もあります。バスの発着所にはトイレが常設されているので安心です。
【瀬谷駅がおすすめな人】
◆徒歩覚悟の方、シャトルバスの待ち時間を涼しく過ごしたい方におすすめ。
南町田グランベリーパーク駅

・シャトルバスの運行予定本数:20~60本(1時間あたり)
・会場から約4km(想定走行時間約15分)
一番シャトルバスの本数が多くなる予定の駅です。ただ、関東近郊以外から来場する方は、あまり選択肢としては考えないと思います。(行けないことはないが最寄りではないため)あと、横浜市内含め神奈川から来るという方でも、ここの駅を目指す人は限られます。その分、運営側がこの駅を推奨するとか何か対策をしないかぎり、穴場の一つになる可能性が高いです。


この駅は、4駅の中で唯一改札が2ヵ所ある駅になり、シャトルバスののりばには、中央改札が近いのですが、どちらの改札から出ても大丈夫です。


券売機は4つありました。駅のつくりとしては、4つのなかで一番降りた時のワクワク感があります。息子いわく、ユニバーサルシティ駅の雰囲気に似ているとのことです。

シャトルバスの発着場は、こちらのバスターミナルを利用するようです。一応グルっと屋根はついています。


会場に向かうシャトルバスが通るルートですが、現在工事中で、車線を増やしたり高架をつくったりするようなので、普段から渋滞するスポットではあるのですが、解消される可能性が高いです。ということで、道路状況と距離から考えると、シャトルバスが一番スムーズに運行できる可能性が高いです。
【南町田グランベリーパーク駅がおすすめの人】
◆シャトルバスに乗って、なるべくスムーズに会場に行きたい方におすすめ。
十日市場駅

・シャトルバスの運行予定本数:20~60本(1時間あたり)
・会場から約6km(想定走行時間約20分)
南町田グランベリーパークの次点で、スムーズにシャトルバスが運行できそうなのが十日市場駅です。

ただし、現在バスターミナルが無い場所が発着場となるようなので、そのあたりがどうなるのかが気になるところ。駅の南側にバス乗り場があるのですが、そちらではなく、この北側のタクシー乗り場を改修?してシャトルバスの発着場をつくるようです。


改札も券売機も少ないですが、大丈夫でしょうか…。
環状4号線は、ずっと2車線で、普段は1車線は路駐の車が多いので、それをなんとかすれば、スムーズに運行できるのではないかと思います。4つの駅で一番距離はありますが、ほぼ1本道で会場まで向かうことができるルートです。

ちなみに桜の時期は十日市場駅から花博会場まで道沿いにこんな感じでずっと桜が咲いていて本当に綺麗なので非常におすすめのルートです。
ちなみに、十日市場駅から歩くのは、距離があるだけでなく、アップダウンがあり、歩道が細い部分もあるので、全くおススメしません。
【十日市場駅がおすすめの人】
◆横浜線を使うのが便利な方におすすめ
三ツ境

・シャトルバスの運行予定本数:10~40本(1時間あたり)
・会場から約4km(想定走行時間約15分)


シャトルバスの発着場所が、普通の歩道なので、正直言って、待つスペースはほぼなく、その他もろもろなぜここにしたのか気になるところです。写真の歩道橋の坂をおりたあたりが、シャトルバスののりばの予定地となっており、駅からの歩道橋の上、もしくは目の前の公園でバス待ちをする可能性あり。
運行予定本数は4つの駅では一番少ない。
【三ツ境がおすすめの人】
◆シャトルバスのリアルタイムの混雑状況を見て、瀬谷が大混雑ならこちらに変更もあり。
自家用車来場を3割想定してるけど…
繁忙期も含め、自家用車での来場を3割で想定しているようですが、平日はいいとして、繁忙期に自家用車をOKにしてしまうと、大渋滞となり、その影響でリムジンバスが想定通りに動かない可能性が高いと思います。駐車場は完全予約制となるので、時間の調整などはするのでしょうが、繁忙期には、バス用の駐車場を自家用車用に転用するようなので、より渋滞がひどくなる気がします。繁忙期は、パークアンドライドのみとかにすべきだと個人的には思うのですが。
【自家用車利用の背景】
ベビーカー利用や、足腰に不安があるかたなど、リムジンバス利用が難しい世代への配慮で設けられたルートだと推察できます。
◆自家用車利用を考えているなら、絶対平日がおすすめ。
大渋滞が発生するとどうなるのか?
まず、瀬谷から歩く人が続出すると思います。
あと、自転車での来場も想定しているため、シェアサイクルを利用する人が増え、近隣のシェアサイクルの在庫がなくなり、会場内に在庫が滞留。(この会場内のシェアサイクルをどう各ポートに戻すのかが、大きな課題となりそう)
駐輪場について
・駐輪場(約1,500台分)を整備予定
・駐輪場内にシェアサイクルポートの設置をシェアサイクル事業者に対し働きかけるとのこと。
・会場近傍4駅を中心に、シェアサイクルポートの新設又は増設について、シェアサイクル事業者に対し働きかけるとのこと。
なお、横浜市は、意外と坂が多いので、電動でないとかなりキツイかもしれません。私は実際に、家の近くで電動のレンタサイクルを借りて花博会場に行ってみましたが、電動じゃないと無理(特に十日市場から会場までの道)でした。
まとめ
ということで、最寄り駅を完全に無視して考えてみると、
シャトルバスに乗って効率よく会場に向かいたい→南町田グランベリーパーク
歩いてでも会場に向かいたい→瀬谷
横浜線を使うのが便利→十日市場
当日状況次第では混雑回避に利用するのもあり→三ツ境
子連れや高齢者など→平日にマイカーかタクシーもしくは団体バスを利用するツアー利用
地元民→自分の自転車か、シェアサイクルの在庫があればシェアサイクルの利用も検討
といったところでしょうか。
最後に:今すぐ準備すべき3つのこと
1.交通系ICカードの準備と十分なチャージ(新横浜駅などで済ませておくこと!)
2.南町田グランベリーパーク駅をメインルートとして検討し、当日の瀬谷駅の混雑状況をリアルタイム情報で確認。
3.自家用車を利用するなら、平日を選ぶ。
参考リンク
「GREEN×EXPO 2027 来場者輸送実施計画 初版」をとりまとめました。 – 公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会【横浜・上瀬谷開催】
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