青春18切符の最後の1回分は、一人で東京湾をグルっと一周してきました。なかなか緊張感のある旅となりました。
他の青春18切符の旅はこちら☟
- 横須賀線&内房線+フェリーで一周旅
- 横浜駅から木更津駅へ
- 活き活き亭 富士見店で浜焼き
- あの童謡になったお寺などへ
- 内房線で保田駅へ
- 浜金谷駅で下車してフェリーに乗船
- 久里浜から横須賀線で横浜へ
- 最後に
横須賀線&内房線+フェリーで一周旅
ラストの青春18切符での旅は、東京湾グルっと一周にしました。千葉に行く際は、基本車なのですが、今回、今後もあまり乗る機会がないであろうフェリーにも乗りたかったので、このルートにしてみました。
横須賀線は、横浜から君津駅まで直通しているので、乗り換えなどにあまり悩む必要がないのもポイントです。
うちの子に、「横須賀線は、クロスシートあるの?」と聞かれたので、
「ネットで調べたら、9~11号車にあるみたい」と答えたら、
「それいつ情報?最近は結構新しい電子レンジみたいなロングシートのみの電車にかわっているみたいよ」とのこと。
「電子レンジって何やねん?」というと、
うちの子が見せてくれたのがこんな感じの写真☟
これです。確かに電子レンジっぽいかもしれません。しかも、よく見かけるヤツやん。
ということで、調べてみたら、最近は、電子レンジがだいぶ多くなってて、クロスシートに乗れる可能性はかなり低いようです。
うちの子に、「横浜駅で入ってきた電車を見て、電子レンジだったら、あぁ…って言って、ガックリ項垂れたら、ヤバいおばさんだと思われるから、心の中で叫んで!」と言われました…
ちなみに、今回の旅で、乗った電車もすれ違った電車も、全部電子レンジでした。
横浜駅から木更津駅へ
横浜駅9:22分発の横須賀線にのりました。横浜駅からはさすがに座ることはできませんでしたが、武蔵小杉駅からはずっと座っていくことができました。宇都宮ほどではないですが、2時間程の乗車でまあまあ長かったので、途中でウトウト眠ったりしながら、11:22分に木更津駅に到着しました。
活き活き亭 富士見店で浜焼き
木更津駅で降りたのは、今回の1番の目的である浜焼きを食べるためです。千葉県内に、浜焼きのお店は色々あるのですが、食べ放題というところが多い中、活き活き亭では、割高にはなるのですが、好きな物だけを選んで食べることができるので、この店にしました。木更津駅から歩いて20分程で到着です。(ちなみに行くのは2回目)
定食プラス浜焼きという方が多い中、私は、人気の車エビとボンビノス貝(本当ははまぐりが良かったのですが、予算の問題でボンビノスにした)を焼いて食べました。
チューハイを飲みながら、焼きあがるのを待つのは、楽しい時間です。(1人で来てたのは私だけだったゾ…)
あの童謡になったお寺などへ
内房線は1時間に1本しか電車がなく、時間があまったため、少し木更津観光をすることにしました。
まずは、「しょ しょ しょじょじ」の童謡で有名な證誠寺(しょうじょうじ)へ。
木更津駅を降りたら、あちこちに狸が点在していて、何か理由があるんだろうか?と思っていたのですが、この證誠寺が、童謡の「証城寺の狸ばやし」の舞台となっているからのようです。人がおらず静かでこじんまりとしたお寺でした。
この証城寺の歌の替え歌を母の兄が作って、母に教えて、それを私に小さいころよく歌ってくれたのですが、あまりにもひどい内容で、この歌を聞くたびに、母の兄を思い出してしまうという思い出?の曲です。
八剱八幡神社にも立ち寄ってみました。ちょうど、水引を使ったオブジェのようなものが展示されていました。
お賽銭がQRコードでの支払いができるだけでなく、御朱印が、フードコートのような出来上がったらピーピーってなるブザーを渡されるタイプで斬新でした。
電車までまだ時間が余っていたので、駅前にある、スパークルシティ木更津という商業施設で涼んだのですが、テナントがほとんど撤退していて寂しい状態でした。
上には市役所が入っているからか、1Fのベンチが点在しているスペースに、木更津で撮影をした福山雅治など俳優さんのサインや、King Gnuなどのアーティストのサインが展示されていました。
内房線で保田駅へ
フェリーに乗るなら、浜金谷駅で降りて、鋸山あたりに観光に行くのが定番だと思いますが、鋸山は行ったことがあるので、ずっと気になっていた、「道の駅 保田小学校」がある保田で下車しました。
道の駅 保田小学校は、廃校を利用した道の駅となっており、校舎の中での宿泊もできるという珍しい施設となっています。レストランでは、懐かしの昭和な感じの給食を食べることができたり、小学校付属のようちえん(こどもたちが遊ぶことができる施設やポニーがいる)があったりと、なかなか面白い道の駅となっていました。
すぐ側に、二宮金次郎の銅像があるcafe金次郎で、ビワのスムージーを注文しました。千葉といえば、ビワが有名ですが、ビワはあまり食べたことがない気がします。結構好きなんですけどね。店内は、小学校っぽいのが面白い。
あと、今回のもうひとつの目的である、黄金アジのアジフライを、この道の駅にある「保田食堂」で一杯飲みながら食べる予定だったのですが、電車が遅れて到着した影響もあり時間がなかったので、持ち帰りで食べることにしました。ここは、定食だけでなく、単品で黄金アジのフライが食べられるのが魅力です。
後で考えると、フェリーを1時間遅くして、ここでゆっくりと出来立てのアジフライを食べればよかったかも。(一応、万が一に備えて、前日に夕飯の準備はしておいたので)
浜金谷駅で下車してフェリーに乗船
保田駅から1駅戻る浜金谷駅に向かったのですが、なんのアナウンスもなく普通に電車が遅れてきたので、駅からフェリー乗り場まで大急ぎで向かいます。
出発の1分半前というギリギリのタイミングでフェリーに乗ることができましたが、大汗をかいて暑い暑い。フェリーの中で黄金アジを食べようかとも思ったのですが、それどころではなく、とりあえずチューハイを飲んでクールダウン!?船の中ですが、コンビニ価格でお酒を購入できました♪
専用スペースには大量のゴルフバッグが置かれており、大半の乗客がゴルフ帰りのもよう。
デッキに出ると、風が気持ちよく、海がキラキラして、波音が心地いい。
電車もいいけど、やっぱ船は非日常感があって好き。
あっという間の40分でした。
久里浜から横須賀線で横浜へ
久里浜港からは、接続バスに乗って京急久里浜駅へ。そこから、JRの久里浜駅まで徒歩5分ぐらいで到着です。
本当は、横須賀あたりで降りて寄り道したいところですが、時間も時間なのでそのまま電子レンジに乗って横浜へ。
無事、寝過ごすことなくなんとか旅程を終えることができました。(いつも私が電車で寝るので、うちの子が寝過ごさないか心配していた。)
黄金アジのアジフライは、夕食のおかずにしました!肉厚でフワフワでした。
最後に
今回は時計回りで、グルっと東京湾を一周しましたが、実際にしてみて、本数の多い横須賀線から行く逆回りの方が、まわりやすいと思います。内房線とフェリーが1時間に1本程度しかないという点を考えると、何かあった際に旅程ががっつり遅れてしまうと感じました。
でもまあ、今回の一番の目的である、木更津で浜焼きをするには、時計回りの方が都合がよかったので、目的を達成できたという点では満足しています。