コロナ渦になって、新しい業態の店が色々増えてきましたが、かなり異色の無人販売を行っている「餃子の雪松」に行って、餃子を買ってみました。とても面白いと思ったので、紹介してみたいと思います。
「餃子の雪松」について
創業が昭和15年の、3台続く、群馬県にある知る人ぞ知る餃子の名店で、芸能人、プロスポーツ選手、有名料理人など様々な人々が、この店の餃子を求めて訪れるとのことです。(パッケージにそう書いてある)
全国にどんどん増えている「餃子の雪松」の無人販売
「餃子の雪松」の餃子を購入することができる無人販売の店舗が全国に増えていっているようです。コロナ渦に考えられた販売方法というわけではないようですが、人と会話や接触することなくサッと購入できるという販売方法が、今の時代にピッタリということで、人気のようです。
近くの店舗で実際に購入してみました
そんな「餃子の雪松」の無人販売店をTOKIOの城島リーダーがテレビで紹介しているのを見て、そんな店があるんだ!と思っていたら、近くにもあったので、買いに行ってみました。
販売しているのは餃子(36ケ)入りだけ
商品は、1種類だけなので、悩むことはありません。店内に購入方法を説明する動画が流れているので、誰でも簡単に買うことができます。36個入りで1,000円です。(ちょっと割高な気はしますが…)まあ、これだけなら、特に変わったところはないのですが、支払い方法が独特なんです。
料金は賽銭箱へ!?
支払いは、現金をこんな感じの賽銭箱の中へ入れます。なんとなく和の雰囲気が出るような感じになっています。完全に人を信じるスタイルの販売方法です。ゴミを捨てさせないように、小さな鳥居を設置するのと同じような考え方でしょうか。神様が見てるぞ!的な。(見てるのは防犯カメラですが)
おつりはもちろん出ません。万が一支払わずに店を出たらどう対応するのかは謎です。
個人的には、現金をほぼ使わない生活をしているので、クレカやQRコードなどの決済もできると助かるのですが、(お財布の現金を把握していないので慌てて確認した)
実際に食べてみた
説明に書かれた通りに焼きましたが、うまく焼けませんでした。2回焼きましたが、なかなか難しいと思います。
味は、野菜餃子っていう感じで、それはそれで美味しかったですが、肉肉しい餃子が食べたい人には物足りないのではないかと思います。
個人的には、うまく焼けないので多分本来の美味しさをちゃんと味わえないというのが、気になるところです。野菜系の餃子が好きで、餃子を焼くのが得意!っていう人にはいいと思います。
最後に
お賽銭スタイルの店舗は、この雪松以外にも取り入れている店はあるようなので、今後ひょっとしたら増えていくかもしれません。ところで、無人販売所って英語でどう表現するんでしょうか?グーグルで検索して出てくるunmanned sales officeというのがどうもしっくりこなくて…