金沢といえば金箔の生産量が全国の99%を占めるということで金箔が有名です。金沢で金箔を使ったかなりレアな体験をしてきました。
- 箔移しについて
- 箔移し体験ができるのは全国で1か所だけ!
- 実際に箔写しを体験してきました
- ちょっとしたことで失敗します
- 体験の後は、金箔に関する展示を見学しました
- カフェには金箔グルメも!
- 金箔に関するグッズが充実
- アクセスはちょっと悪いですが…
- 最後に
箔移しについて
金箔をつくるには、まず、写真のように、紙の間に金を挟んだものを重ねて束にした状態で、叩いて金を薄くのばして広げます。
なんと、10円玉1/3の大きさの金が、畳1帖もの大きさになるぐらいまで薄くたたきのばします。(ちなみにこの作業はで見学もできます。)
箔写しとは、 その薄く伸ばした金箔を、昔ながらの道具を使って、一定の大きさの形に整えるという作業になります。
箔移し体験ができるのは全国で1か所だけ!
この体験ができるのは、金沢に箔巧館という箔一の本店で、おそらく、全国で唯一箔移しができるのではないかと思います。金箔に関しては、展示や職人さんのデモなど色々あるので、金箔について詳しく知りたいという方にはとてもおすすめです。
実際に箔写しを体験してきました
まず使う道具は、静電気対策として、鹿の皮を使った台に竹の棒を使って金箔を移動させます。
そして、移動した金箔を竹でできた道具で、一定の大きさに切って整えます。
ちょっとしたことで失敗します
箔移しの体験は、とにかく、金箔の薄さを体感できます。周りを人が走ったり、鼻息でもすぐ失敗してしまいます。うちは、子供が体験したのですが、思いっきり失敗していました。
大きな穴が開いてしまいましたが、無理やり切れ端の金箔を乗せて修正できるので大丈夫です。なお、切れ端は手で触らせてもらえます。
なんとかそれっぽく仕上がりました。
出来上がったものは、台紙に挟んでもらって持って帰ることができます。
いいお土産になります。
これだけの体験で、なんとたったの500円です!時間もそんなにかからないので、是非予約して体験してみることをおすすめします。
他にも一般的によくある金箔体験ももちろんできます。
体験の後は、金箔に関する展示を見学しました
こんなキンキラキンの展示や、後は金箔についての様々な情報を見学することが出来ます。無料のツアーがあったので、そちらに参加して一通り説明してもらいました。色々興味深い内容もあって、面白かったです。
カフェには金箔グルメも!
金沢で流行中の金箔ソフトを食べることが出来ます。カフェスペースでは、金箔ソフトを食べている人が多かったです。
でも私は、気分的になぜか梅昆布茶を頼みました。
梅昆布茶にも、もちろん金箔が入っています。
石川県では、様々な料理やスイーツに金箔が使われていますが、これは食用に特別に作られているものなので、体験で使ってお土産にもらったものは、食べることはできません。食用の金箔はそれ用に販売されていて、料理に乗せると豪華に見えておすすめです。
金箔に関するグッズが充実
店舗部分には、お手頃なものから高額なものまで金箔に関するグッズが色々販売されています。お店の人のおすすめはあぶらとり紙とのこと。あぶらとり紙は、元々は金箔を挟むのに使われたもので、箔一はこの紙をいち早くあぶらとり紙として売り出したようで、様々なブランドが、こちらから仕入れているとこのとでした。
2Fには、高価な金箔を使った作品が展示されていて、豪華な気分を味わうことができます。
アクセスはちょっと悪いですが…
こちらの場所は大変おすすめなのですが、アクセスがちょっと悪いのが難点。
観光バスなんかはよく来ていますが、個人で来るとなるとちょっと不便です。
ですが、キャッシュバックキャンペーンというのをやっていて、一部条件はありますが、タクシー代をキャッシュバックしてくれるようなので、こういったものを活用してもいいかもしれません。
最後に
金沢へ行ったら、金箔を見た目だけ楽しむのではなく、実際に触れて体験して食べてみてはいかがでしょうか。金沢らしい思い出になると思います。