石垣島発で、日帰りで日本最西端の島である与那国島へ行ってきました。そんなに大きくない島なので、1日でも島を一周ぐるっと回って観光することができました。特に印象に残ったスポットやおすすめ情報、注意点などについて書いてみたいと思います。
- 石垣島から日帰りで与那国島へ
- レンタカーで反時計回りで島を一周
- トイレが絶景?のダンヌ浜へ
- 衝撃的な久部良バリ
- 最近移動した日本最西端の場所へ
- 漁港食堂でランチ
- ナーマ浜で少し休憩
- Dr.コトー診療所(志木那島診療所)
- 島の南東部で見られる様々な奇岩
- 与那国牛が放牧されている絶景「東崎展望台」
- 絶景の六畳ビーチ
- ティンダバナ
- 注意点
石垣島から日帰りで与那国島へ
石垣島から飛行機を使って、与那国島へ日帰りで行ってきました。10時30分頃に与那国島に到着し、18時30分頃に与那国島から帰るというスケジュールでした。なので、与那国島での滞在時間は、実質7時間程でした。
レンタカーで反時計回りで島を一周
空港到着後に、すぐにレンタカーを借りて、島をぐるっと一周半時計回りで回ってきました。反時計回りなのは、ランチで確実に開いているのは、「漁協食堂」ぐらいしかないという情報を聞いていたので、その都合で決めました。
ちなみにレンタカーは、最南端観光を利用しました。
トイレが絶景?のダンヌ浜へ
レンタカーを借りて、まず向かったのは、ダンヌ浜です。ビーチなのですが、この丸く切り取った海の風景が撮影できることで人気があります。実はここ、なんと、トイレなんです!夕陽も綺麗なようです。
衝撃的な久部良バリ
有名な観光スポットということで足を運んでみたのですが、説明を見てみると衝撃な内容が…
全長20m、幅3~5m、深さ7~8mの割れ目です。
人頭税に苦しむ島では、人口制限のため、村々の妊婦を集めて、このバリ(割れ目の意)を跳ばせるという残酷なことを行ったという伝説がつくられた地です。
本当かどうかは定かではありませんが、そんな伝説が出来る程、人頭税に苦しんでいたのだと推測できます。
最近移動した日本最西端の場所へ
日本の最西端の島の中でも最西端の場所があり、このような石碑があるのですが、なんと、2019年6月に、最西端の場所が移動となりました。
そして、現在の最西端の場所が、この海の中にある岩「トゥイシ」です。私が行ったときは、なんの記載もなかった気がしますが…
漁港食堂でランチ
少し戻って、与那国町漁業協同組合内にある漁協食堂でランチを食べました。車で走っていると「営業中」の旗が見えて、ホッとしました。車は、漁港の駐車場に駐車することができます。ランチタイムの営業は11時から14時で定休日は水曜日と書いてありました。
こちらが、子供が頼んださしみ定食です。おさしみはかなり分厚かったです。
私は、与那国島らしい、カジキそばを注文しました。与那国島の特産である「カジキ」をベースにしたスープを使い、麺には、与那国島で育てた「イリオモテアザミ」を練りこんだ珍しい沖縄そばです。与那国島へ行ったら是非食べてほしいご当地グルメです!
ナーマ浜で少し休憩
食後は、ナーマ浜で少し休憩がてらのんびりしました。ここは、日本最西端のビーチになり、日本で最後に沈む夕日を見ることが出来るとのことです。静かで穏やかな浜でした。
Dr.コトー診療所(志木那島診療所)
次に島の南側にある、Dr.コトー診療所(志木那島診療所)へ行きました。ドラマを見ていた私には、感慨深いものがありました。(当時、まさかこんな遠い島へ行くことがあるなんて想像も出来なかったので…)
無人で誰もおらず、入場料金は、受付に置いておくタイプ?でした。中は撮影当時のまま残されており、屋上にも上がることができました。
島の南東部で見られる様々な奇岩
島の南東部では、様々な奇岩を見ることが出来ます。こちらは、サンニヌ展望台から見ることが出来る軍艦島です。2015年までしばらく見ることができませんでしたが、新たに展望台が整備されており、現在は見学できるようになっています。
その他奇岩などは、こちらのリンクで紹介しています。
こちらで紹介している、立神岩の方が、軍艦島より有名かもしれません。
与那国牛が放牧されている絶景「東崎展望台」
THE与那国島!という絶景が見られる、東崎展望台。与那国島まではるばる来たという実感がわくような風景です。ただ、のんびりと癒される絶景を眺めながらぼーっと歩くのは要注意です。あちこちに💩が落ちています。
絶景の六畳ビーチ
与那国島で、恐らく一番美しいビーチではないかと思います。一応ビーチまで降りていくことも可能なようですが、かなり危険なようです。上から眺めるだけでも絶景です!なお、この景色を見るのにも、細い道を少し歩く必要があります。
六畳という名前は、満潮時には六畳ほどしかない小さなビーチという意味のようです。
ちなみに、畳の名前が付いたビーチは、与那国島には他にも何か所かあり、いくつか行ってみましたが、どこもかなり小さく、ここが一番おススメだと思います。
ティンダバナ
最後に向かったのは、ティンダバナです。自然に出来た展望台となっており、街や海が見渡せます。豊富な湧き水が出る場所があり、神聖な水とされており、島の祭事で供えられます。
また、男より犬を愛した女のイヌガン伝説が残る洞窟もあります。
注意点
バイクでも回ることができますが、こんな感じのテキサスゲート(馬が人間の居住地に入れないようにするための工夫)があちこちにあり、気を付けないといけないので、車で回る方が安全だと思います。なお、高低差があるので自転車はキツイと思います。
与那国島への飛行機は小型のプロペラ機なので、席数が少ないため、繁忙期は早めに予約する必要があるかもしれません。
また、ランチなどお店の営業時間や営業日が、スケジュール通りとは限らないので要注意です。(まあ、離島あるあるなのですが…)空港のお店も、離発着時のみのオープンのようで、しかも開いている時間は不明で、閉まっているお店もありました。どうしても必要なものは、あらかじめ出発前に買っておくと安心です。与那国島でお店が開いていたら、すぐに迷わず入る!というのがポイントかもしれません。
まあ、そういったゆるさも含めて、離島の魅力なのだと思います。