広島県の呉市に日本一短い定期航路である「音頭渡船」があります。予約なしで、たった100円で乗ることが出来て、手軽に非日常が楽しめるのでおすすめです。今回は、音頭渡船と音頭の瀬戸について書いてみたいと思います。
音頭の瀬戸について
音頭の瀬戸は、広島県呉市にある本州と倉橋島の間にある海峡のことで、平清盛が切り開いたという伝説が残る風光明媚なスポットです。音頭の瀬戸公園からは、こんな感じで赤い音頭大橋とグルグル回るトミカのような道路を見ることができます。私が行ったのは夏なのでこんな景色ですが、つつじが咲く頃は綺麗だと思います。音頭の瀬戸公園の駐車場に車を停めて、徒歩で音頭渡船の乗り場まで行くことが出来ます。ただし、船で渡った先に何か観光スポットがあるかというと微妙なので、私たちは、一人が車で向こう岸に移動して待機してもらうことにしました。
音頭渡船
音頭の瀬戸公園のあたりから渡船の姿を見ることができました。音頭渡船はこちらという看板があったので、その指示に従って、どんどん下へ降りてみました。
こちらが渡船の乗り場になります。大人100円、子供50円です。この看板によると日本一短い定期航路で120mとなっていますが、呉市のホームページだと90mとなっています。どちらが正しいのかはわかりませんが、どちらにしても短いです。
時刻表はありません。
桟橋で待っていると船が来てくれました。
渡船はこんな感じでレトロでいい雰囲気です。音もいいかんじで、ちょっと昭和にタイムスリップした感じも味わえます。
距離が短いだけあって、あっという間(2~3分程)に到着してしまいました。対岸には特に何かあるわけではないのですが、下から音頭大橋を眺めたり過ごすのもいいかもしれません。恐らく、地元の方の足とあとは観光用なんだと思います。でもまあ、観光用とはいえ、お盆のど真ん中でもほとんど人はいなかったので、私たちだけで貸し切り状態で楽しむことができました。こんな値段で貸し切り状態で船に乗ることができるところは、なかなか無いのではないでしょうか。
最後に
観光でなかなか倉橋島まで足を運ぶことはないかもしれませんが、大和ミュージアムなどがある呉からちょっと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに倉橋島にはこんなスポットもあっておすすめです。