母に、「あそこは凄い!一回は絶対行った方がいい!」とおススメされた石川県立図書館(百万石ビブリオバウム)に行ってきました。ビジュアルももちろん素晴らしく感動するのですが、ある意味、今までの図書館のイメージが覆るような、らしくない素敵な図書館だったので斬新で面白いなぁと思いました。観光でいくのも全然アリです!
とにかく見とれる内装!
メインのホールの中は、入るとこんな感じの光景が飛び込んできて、思わずみとれてしまいます。海外にある、美しい本屋のような空間が広がっています。私と同じように、観光客らしき人たちがたくさん写真を撮っていました。
天井で使われている美しい群青色は、成巽閣の群青の間をイメージしているようです。
様々な高さで、グルーっと一周まわれるようになっており、色々な角度から図書館を眺めるのも楽しいです。真ん中には、通路もあります。
本好きでなくても、写真を撮るのが好きな方、建築が好きな方や、海外みたいな場所が好きな方などにもおススメのスポットです。
会話のできる図書館!
図書館といえば、静かにしないといけない空間という認識が一般的ですが、この図書館では会話がOKでなんです!(もちろん常識の範囲内ということで大声は不可)しかも、なんと、携帯での会話もOKとのこと。なので、観光でも気軽に楽しめる空間となっています。(静かに過ごしたい方には、サイレントルームも用意されています。)
ということで、図書館なのですが、スポーツ観戦のパブリックビューイングが行われたり、私が行ったときは、期間限定で誰でも弾くことができるピアノがあったりと、図書館ぽくないイベントが行われているのが印象的です。
飲食もOK!?
本が汚れるからという理由で、図書館では飲食禁止のところが多いですが、こちらの図書館では、なんと、飲食がOKなんです!食べ物に関しては、スペースが限定されますが、飲み物に関しては、多くのスペースでフタのついた飲み物を持ち込むことが可能となっています。
また、カフェも併設されており、私が行ったときは、多くの人が並んでいました。
子連れに嬉しい図書館!
子連れの図書館利用というのは、ハードルが高く、大きな声を出したり、走り回ったりするのをとめるのに親が疲れてしまい、なんとなく図書館へ行くのが億劫になってしまうこともあります。
しかし、こちらの図書館では、こどもエリアがメインのエリアから独立しており、しかも、遊具も設置されており、静かにじっとしておく図書館ではなく、体も動かすことができるという画期的なスペースとなっています。こどもエリア内にお食事スペースもあるので、ゆっくり過ごすことができそうです。
図書館としてのこだわり
こちらの図書館では、本の並べ方が本屋みたいというか、ちょっと変わっています。
こちらのコーナーは、「身体を動かす」というテーマで選ばれた本が並んでおり、しかも、一部表紙を見せるような方法で置かれており、本屋さんのように本を手に取りやすくする工夫がされていました。
また、図書館内のいたるところに椅子が置かれているのですが、その椅子の種類が色々あって、図書館ぽくないハンギングチェアとか、オシャレなカフェにあるような椅子があったりと、とてもこだわりが感じられました。近くで通える人は、お気に入りの椅子を探すという楽しみかたもできそうです。
アクセス
他の観光スポットから徒歩で行くのはちょっと難しい立地にあるので、私は車で行きました。
金沢駅から図書館行きのバスが出ています。
また、レンタサイクル(まちのり)のポートが県立図書館にもあるので、レンタサイクルで行くのもおすすめです。ただ、まちのりのような電動サイクルなら大丈夫だと思いますが、坂をのぼるので、電動でない自転車で行くのは、ちょっとキツイと思います。
最後に
なかなかインパクトのある図書館でした。
というか、近くにこんな図書館欲しい!
www.library.pref.ishikawa.lg.jp