以前、牛の鼻について興味を持ち調べたことがあるのですが、(ちなみに牛の鼻は人間でいう指紋にあたるしわがついており、鼻紋をとって個体識別をしています)その時に、はなぐり塚の存在を知りました。岡山に行くにあたり、そのことを思い出し、調べてみると、目的地のすぐ側だったので立ち寄ってみました。
目的地は吉備津神社
吉備津神社は、桃太郎伝説にまつわる神社で、出川さんの充電旅で立ち寄っていたり、ブラタモリでもこちらに行っていたのを見て、気になったので行ってみました。私が興味を持ったのが、鳴釜神事という珍しい占いがあることだったのですが、結局時間の都合上鳴釜神事は体験できませんでした。(鳴釜神事は撮影や見学はできないようです)
こちらにある一童社は、学問の神様で有名なようで、合格祈願が書かれた桃太郎の絵馬のいっぱいかかった祈願トンネルを子供にくぐらせて、学問に特化したおみくじを引いてきました。(今のところ受験の予定は全くないんですけど…)
はなぐり塚について
この吉備津神社から徒歩数分のところに鼻ぐり塚があります。はなぐりとは、牛が鼻につけている輪っかのことです。つまり、牛の魂を供養するための塚です。
私たちは、吉備津神社の駐車場に車を停めましたが、はなぐり塚にも入ってすぐのところに無料の駐車スペース(2台ほど)がありました。
護摩木料を100円支払って中に入ります。(自由参拝)
こちらが、はなぐり塚になります。看板には600万個と書いてありましたが、恐らくどんどん増えているので、かなりの数のはなぐりがあると思われます。牛と豚と両方の像があったので、牛や豚の供養をしているのだと思われます。この数でもほんのごく一部だと思うと、ほんと感謝の気持ちしかありません。
(直後においしいしゃぶしゃぶを頂きましたが、感謝して食べました!)
行ったのがちょうど第3日曜日だったので、供養が行われていました。
しばらく眺めていましたが、なんとも言えない独特の光景です。日本で恐らくここだけしかない珍しいスポットだと思います。
まとめ
日本の中でもかなり珍しいスポットですので、もし吉備津神社へ行く予定があれば、是非立ち寄ってみていただきたいと思います。特に、普段よくお肉を食べられる方は、はなぐりの量を見て、感謝せずにはいられないのではないでしょうか。