小田急の丹沢・大山フリー切符を使って、お出かけしてきました。この切符を使う方の大半は、ハイキングや登山という方が多いと思うのですが、今回は、登山もハイキングも無しで行ってきましたので、どう使ったのかなどを紹介します。
小田急の丹沢・大山フリー切符について
画像引用元:公式サイト
丹沢・大山フリーパスは、神奈川県にある丹沢大山エリアを周遊できるお得な乗車券です。指定範囲の小田急線、神奈中バス、大山ケーブルカーが乗り降り自由になるほか、エリア内の温泉や観光施設で割引や優待を受けられる特典もあります。
※B切符に大山ケーブルは含まれません。
詳細は公式サイトで
今回は、ケーブルカーにも乗れるA切符を購入しました。
私の場合は、町田駅からの利用で、2,060円でした。
ちなみに、今回の旅程で、フリー切符を利用しなかった場合を計算してみたところ、
なんと、3,169円でしたので、かなりお得になりました!
シンプルに大山ケーブルカーに乗って帰ってくるだけでも2,658円なので、お得になります。
小田急線→神奈川中央バス
まずは、小田急の駅の券売機で切符を買います。平日だったので、並ばずに購入できましたが、休日だと券売機に並ぶ可能性があるので、あらかじめスマホでデジタルチケットを購入しておくと、スムーズに電車に乗ることができると思います。
なお、ロマンスカーに乗る場合は、フリーパス以外に別途特急券が必要です。
券売機で購入したチケットは、小田急は自動改札に通し、神奈中バスは運転手に見せて、ケーブルカーはハンコを押してもらいます。
小田急の伊勢原駅で下車して、北口のバス乗り場へ。
バス乗り場へ向かう階段の途中に観光案内所(クルリンハウス)があったので、気になることがあれば、そこで聞くことができます。お土産も色々売っていました。
(写真を撮ろうとしたら、何か御用ですか?と2人程出てきたので、写真を撮れなかった…)
この神奈川中央交通のバス(かなちゅう)に乗ります。(10:07発)
4番のりばには長い行列ができていたので、全員乗れないのでは?と思っていたのですが、ほとんどが、別のバス(多分、産能大行き?)に乗る人でした。
大山ケーブル行きのバスの本数は少ない(1時間に2本ぐらい)なので、あらかじめ、発車時刻を調べておくのをおすすめします。
少し走るとだんだん山の中に入っていきます。
大山まん志゛う本舗良辨
ケーブルカーに乗る場合は、終点までバスに乗るのですが、1つ前の「良弁滝バス停」で下車しました。
まずは、「大山まん志゛う本舗良辨」に行き、大山まん志゛うを購入しました。
小ぶりのおまんじゅうですが、1個90円とおもとめやすいです。
甘さ控えめで、何個でも食べられそうな美味しいおまんじゅう。おすすめです!
人気なので、休みの日などは、午前中に売り切れてしまうようです。ただ、ここに行きに立ち寄ると、終点のバス停まで、さらに坂を登る必要があるので、本当は、帰りに立ち寄った方が、坂を下るので体力的には楽だと思います。
ちなみにこちらのお店では、ケーブルカーの時間に間に合うかどうかだったので、私は特典を利用しませんでしたが、小田急のフリーパスを見せると、お菓子とお茶のサービスが受けられるようです。
バスの終点がある場所のすぐ側に、伊勢原市営 大山第二駐車場(とうふ広場)があるのですが、そこにトイレがあるので、寄っておくと安心です。
向かい側には、観光案内所があります。ここでは、手荷物預かりをしてくれるようです。
こま参道を通ってケーブル駅へ
バスの終点からケーブルカーまでは徒歩となります(15分)。
こま参道を通るので、飽きることはないのですが、暑かったのと、362段の階段をのぼっていくこともあり、かなりヘロヘロの汗だくになりました。
こま参道は、大山コマ(郷土玩具)が由来となっているようで、地面にはコマのイラストで段数がわかるようになっていました。
暑い時期は、途中で休憩しながらゆっくり参道を楽しみつつ、のぼっていく方が楽かもしれません。
ただ、うちの子が、こま参道名物の、とうふもこんにゃくもジビエもキャラブキも全部苦手ということで、今回はスルーしました。(とうふソフトが気になったみたいですが、営業していなかった)
平日ということもあってか、お昼時でもお店はどこも空いていましたし、営業していないお店も多かったです。
このあたりで人が多かったのは、バスから見えた、天然氷のかき氷で有名な「清水屋みやげ店」ぐらいでした。
中編へ続く。