義母が関東に来る際に食べてみたいものを聞いてみたところ、そのなかのひとつに「深川めし」があったので、実際に食べに行ってみました。
今回は、「割烹みや古」を紹介します。
深川めしには2種類ある
深川めしは、元々、ネギと生のアサリを味噌でさっと煮て、汁ごとご飯にかけたものだったようです。現在の深川めしは、ぶっかけと炊き込みの2種類が存在するようです。
私は、駅弁でしか食べたことがなかったので、勝手に炊き込みのイメージを持っていましたが、本来はぶっかけなんですね。知らなかったです。
今回は、偏食の息子がいるため、炊き込みのタイプが食べられるお店で選んでみました。
ちなみに「深川宿」というお店では、ぶっかけと炊き込みの両方が食べられる「辰巳好み」というセットがあるので、両方食べてみたいという方にはいいかもしれません。
「割烹みや古」
割烹みや古を選んだ理由は、炊き込みの深川めしが美味しいらしいということと、この店構えです。歴史がありそうな、この外観。東京で名物を食べるなら、なんとなくこういった老舗で食べたい気がします。
住宅街の一角にあるので、偶然見つけて立ち寄るというよりは、調べてきた人や知っている人が来るお店かもしれません。
大正13年創業ということで、100年続いている老舗になります。
昔ながらの畳に座布団のスタイルに懐かしい雰囲気を感じられます。
平日のお昼頃に行ったのですが、誰もお客さんがおらず、一瞬お店選びを間違えたのかと思いましたが、食べ終わる頃にグループがやってきました。休日はお客さんが多いようで、時期や曜日によっては、予約しないと入れないこともあるようです。
部屋のあちこちに「魚」にまつわるものが色々飾られていたので、漁師もされているのか聞いてみたところ、完全に単なる趣味とのことでした。でも、まあ釣りが趣味なら、魚にこだわりがありそうなので、深川めし以外食べていませんが、お魚が美味しそうな気がします。(天ぷらやお刺身などのメニューもあります)
深川めしセット
深川めしセット(1,980円)を注文しました。
深川めしは、店名の焼き印が入ったセイロに入っています。
深川めしは優しい味わいでした。うちの子も美味しそうに完食していたので、私の分のを少しおすそわけしました。
小鉢のお料理もとても美味しくいただきました。
雰囲気も料理もよかったのでおススメです!
食べログで予約ができるので、土日祝に行くなら予約がおススメです。
最後に
清澄白河駅か森下駅から歩いて数分のところにお店はあります。
いつまでも残ってほしいと思うようなお店でした。
支払いは現金のみとなっております。